動物たちも暑さにぐったり レッサーパンダの展示室内に5台のエアコン 東山動植物園 (24/08/01
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- Опубликовано: 9 сен 2024
- 東海3県は各地で危険な暑さが続き、名古屋は8日連続の猛暑日に、愛知県豊田市では今年1番の暑さとなりました。
1日の東海地方は、朝から強い日差しが照り付け、各地で気温がぐんぐん上昇しました。
午後3時までの最高気温は、名古屋は37.3度と、8日連続の猛暑日を観測しています。
愛知県豊田市は38.5度と、今年1番の暑さに、岐阜県揖斐川町も38.2度と今年1番の暑さでした。
この危険な暑さはしばらく続く見込みです。
熱中症とみられる症状で救急搬送も相次ぐ
この暑さの影響で、熱中症とみられる症状で救急搬送も相次いでいます。
これまでに分かっている救急搬送者の人の数は少なくとも愛知県で13人、岐阜県で1人となっています。
動物たちの熱中症対策
変わって1日の東山動植物園の動物たちは――
ホッキョクグマは、あまりの暑さにプールで泳ぎっぱなし、暑さに強いサイも、水たまりから出る気配はなし。
日陰で涼んでいるだけでなく、手をなめ続けているカンガルー。実はこの行動――
「暑くなると唾液で腕や足をぬらして、気化熱で体温を下げる行動をとっている」(東山動物園 園長補佐 永田祐二さん)
動物たちも暑さ対策をして、名古屋の夏を乗り切っていました。
動物も涼しいところから出たくない様子
厳しい暑さですがひとつ良かったことも――
Q.暑くて動かない動物もいるが
「動かないから、写真はいっぱい撮れた」(来園者)
園内の熱中症対策としてミストがありますが、暑いところが苦手な動物への対策もしているんです。
大人気のレッサーパンダ。野生では標高1500m以上の涼しいところに住んでいる動物です。
室内でリラックスしている理由は――
「展示室内に5台のエアコンを設置して、温度管理をしている。室内の展示施設は20度の設定になっています。外では耐えられないので、エアコンの効いた中と外を、行き来を自由にして管理しています」(永田さん)
レッサーパンダも一瞬外に出ようとするも、暑さのためか、すぐに顔を引っ込めていました。
動物も人間と同じで、涼しいところから出たくない様子でした。